太陽が沈んだ7月の森。
フクロウのストックは
いつも誰かの話を聞きながら夜を過ごしていました。
「きみのはなしを聞かせて」そう言われて考え込みます。
話すことなんかないよ、
ずっと同じところにいるだけなんだから。
どこかに行こうかと考えてみても、
帰ってこれないかもしれないって不安になるばかり。
そんなストックの気持ちを変えてくれたのは、
森の仲間の言葉でした。
これはあなたに贈る物語の最後のお話
でも、はじまりのお話でもあります。
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あなたに贈る物語 7月『きみの はなし』作・絵:かんと ふう 発行所:ダイコロ株式会社 |
工作でのつくりものや、お絵かきで、
色いろなことを考えて、
どうしても先にすすめないってこと、あるかな?
そんな時は、お友だちとお話してみるといいよ。
きっと、先にすすめる気持ちになるよ。
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